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2023年2月21日火曜日

北米大陸オートバイ旅行-2005年8月6日

2005年8月6日(土)

  8時半に起き、9時前に出発。ダニによる痒さも昨日よりひどくなっており、全身ボコボコになっていた。こりゃヒドイ。こんな所二度と御免だ。

 出発して10マイルほど走ったときに、カメラの三脚を忘れたことに気がつく。10マイル(16km)なら戻っても良いのだが、もう使わないであろう。1ヶ月間で使ったのはほんの数回。安かった三脚なので、別に悔いはない。

 今日はなるべく高速に乗らないようにした。国道43号線を南下して、イリノイ州の境の観光案内所に到着。イリノイ州の地図をもらってルートを考える。セントルイスに直行するか、ワシントンDCの宿で会ったマコト氏が住んでいるマコム(Macomb)に行くか。
 とりあえず、州境で悩んでいても進まないので、Bloomingtonという所の近くにあるRest Areaまで行くことにした。このBloomingtonはセントルイスに行くか、マコムに行くかの分岐点である。ただ、今日は比較的時間があるので、なるべく高速を使わず、一般道(とは言っても名前はHighwayという場合が多い)を使う。今日使った一般道は高速のすぐ脇にある道で、僕のバイクにとって丁度良いスピードが出せる道だ。

 田舎道で信号も殆ど無く、交通量も高速に比べて格段に少ないので、変なプレッシャーを感じず、自由気ままに走れて、気分がよかった。気温もそんなに暑くも無く、ジャケットを着て丁度良い位だった。

 Bloomingtonの近くになったら高速に入る。Rest Areaは高速の中にあるからだ。今までのペースより若干スピードを上げて、高速道路を走る。Rest Areaまでは10マイルなくて、すぐに到着。

 休憩も兼ねながら、ベンチで横になり、ルートを決めようとするが、なかなか決まらない。とりあえずマコト氏に電話をかけて、彼の対応を見て決めようと思い、電話をかけるも出ず。繋がらないのであれば、このままセントルイスに行くのかと、諦めかけてセントルイスまでの道のりをまたベンチで考える。で、ようやくルートが決まり出発しようとしたが、もう一度念のためにマコト氏に電話をかけたら、今度はちゃんと出る。しかもMacombに来てほしいとの事。そこまで言われたら行くしかないでしょう。僕が未熟なため、年下のマコト氏から得るものもあるし。

 さっき考えたルートは廃案。高速を降りて国道136号線を西へ向かう。今日の宿の心配がなくなったので、気持ちが軽くなり、スロットルを開き気味にしていた。
国道136号線は典型的な米国の田舎道

 Macombまでの道のりはあっという間に過ぎ、電話から2時間弱後に到着。GSの公衆電話からまたマコト氏に電話し、Macomb市の裁判所の前で待ち合わせることに。僕は今来た道をまたまっすぐに行くだけなので楽だ。
 電話を切って、すぐに裁判所前へと向かう。だが、裁判所前はどうやらフェスティバルがあるらしく、交通規制があった。なので、裁判所の真ん前で待つことが出来ず、大学寄りの交差点で待っていた。5分後くらいに水色の三菱車がやってきた。中には久しぶりであるマコト氏がいた。

元々の待ち合わせだったMacombの裁判所の風景

 ワシントンDCで会い、またここイリノイ州マコムで再会。なんとも不思議な気分である。人との出会いは本当に不思議である。一期一会、この言葉を思いながら人と接していきたい。一人で生きてゆける人間なんていないのであるから、人との関わりをどう楽しむかが人生においても大切な部分だと思う。

 マコト氏が運転する車の後をついて行き、ウェスタン・イリノイ大学に到着。まずはスケールの大きさに驚き、施設の充実ぶり、学期中は歩道が溢れるくらい学生がいる、などと聞き、さらに驚く。僕が行ってた某S大学は、普段はガランとしたキャンパスで、テスト前とテストの時だけキャンパスが人で溢れるという不真面目な大学であった。歩道が溢れるほど学生がいるなんて、なんて真面目な大学だ。いや、この学校が真面目なんじゃなくて、僕が行っていた学校が不真面目なだけなのであろう。
 校舎の中とかも見せてもらい、数年ぶりに大学生になったような気分になった。悪くないね、こういう学校とかを訪れるってのは。
 本当にすごい、学校内にゴミの焼却場があったり、ゴルフ場だってあるそうだ。しかもマコト氏曰く、この学校はまだ大きいとは言えない。との事。おいおい、これ以上大きい学校ってあるのかい?アメリカはやっぱスゲーなぁ。何事もビッグだ。

 学校案内が一通り終わり、今度はマコト氏の寮へ向かう。僕のバイクは訪問者用の駐車場に置き、いよいよ寮へ。基本一人部屋という1LKの部屋は、一人で住むには広すぎるくらいで、シェアして使っているそうだ。夏の間だけのルームメイト「野崎氏」にも会い、ちょっと会話する。野崎氏は地図のエキスパートで、仕事も地図関係、専攻も地理関係とすごい人なのだ。
 そんなすごい人なのに、人柄も良く、非常に話し易い人だ。

 何ヶ月ぶりであろう、韓国料理を食べた。トゥブチゲ(豆腐チゲ)を注文し、マコト氏はチャプチェご飯を頼んでいた。さすが料理する人が韓国人なだけあって、味もしっかりしており、美味であった。ハンバーガー等もおいしいが、やっぱり僕はアジア人。こういう米料理を食べると落ち着く。しかもご馳走にまでなった。

 夕食後、軽くMacombの町をドライブ。薄暗い空を見ると星がはっきりと見える。完全に日が落ちたらもっと綺麗なんだろうなぁ。光害とか無さそうだ。

 寮に戻り、野崎氏を含めて会話を楽しむ。そのうえビールまでご馳走になった。野崎氏の専門の地図の話やアメリカ人の体臭の話、はたまたトイレの話など、非常に楽しく時間が過ごせた。
 「結論」、肉を食うとどうしても体臭がきつくなるということ。

 マコト氏、野崎氏、本当に感謝しております。3時就寝。非常に充実した一日であった。

本日の走行距離: 341マイル(545km)
総走行距離:9,056マイル(14,489km)

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