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2018年1月8日月曜日

北米大陸オートバイ旅行-2005年6月28日

2005年6月28日(火)

朝7時過ぎに起床。まず天気予報専門チャンネルを見る。しかしアメリカは華氏を使うのでいまいち温度が把握できない。たとえば、今日のシアトルの最高気温は68度。ん?68度ってどのくらい?20度くらいであるそうだ。

 シャワーを浴び、荷物の整理して、今日のルートを決める。そして、ユースホステルに電話し、空きがあるかどうかを確認。ついでにバイクを置けるかどうかも聞いたが、近くに有料の駐車場があるとの事。1日12ドルだが、仕方ないか。

 宿から99号線をひたすら北上。途中で、なんとガス欠。交差点でエンジンが止まってしまったが、すぐにリザーブにして、再発動。航空博物館前を過ぎ、しばらくするとガソリンスタンドがあった。セルフ式のガソリンスタンドは日本でも最近定着しているが、アメリカのは初めて。やり方がわからないので、店員に聞くと、ここは先払い方式のGSで、「いくら分、入れるの?」と聞かれた。急に聞かれたので、「ああ、1ガロンでいいです」って答え、2.39ドル払った。

 で、給油。これがいくらレバーを握っても出てこない。おかしいな、もしかして英語が悪くて頼んだレギュラーガソリンをプレミアムガソリンと勘違いされちゃったのかな?と思い、プレミアムの方のノズルも試してみるがダメ。あれれ、と思っていると店員さんがやってきて、ノズルを収める所のレバーを上げてからじゃないとダメだよ、って教えてくれた。

 ああ、なるほど。で、給油はもう日本でもやっているので、慣れたものだ。給油が終わり、キャップを閉め、距離メーターをゼロに戻し、出発。なんとか初給油も無事終わった。次は確実にやるぞ。

 しばらくするとシアトルの高層ビル群が見え始める。距離にして10km以内かな。引き続き走ると、セイフィコ・フィールドが目の前に現れた。セイフィコ・フィールドとはイチローのいるシアトル・マリナーズの本拠地である。これを見たとき、「おお、シアトルに来たぞ」と実感した。昨日までは特に何もない普通のアメリカの風景だったため、この感動はなかなか忘れられない。

右にセイフィコ・フィールド、
左にシアトル市街の高層ビル群が見える。

 99号線を走っているといよいよ市街地へ。99号線は高速道路なのか「市内への出口」との案内標識を見かける。適当なところで出口を降りて、地図を確認。今日の宿はすぐそこだった。

 宿に着いてチェックイン。1泊23ドル(クレジットの場合24ドル)。かぎの保証金が20ドルで、税込み、朝食付でこのお値段はまずまずだろう。
  チェックインしたもののベッドメイクはまだだったので、荷物だけを置いて、また出かける。北上し、有名な水門(Chittenden Locks)まで行こうとするが、地図が、いかんせん無料のため、今どこにいるのか分からなかったが、なんとか大きい道まで出て、無事にたどり着けた。

 ここは北海道より緯度が高いため、走っていると肌寒いを通り越して、「寒い」と思うようになる。しかも昨日は結構暖かかったが、今日は冷え込んでいる。こりゃ、カナダのロッキー越えなんて、もっと寒くなるんだろうな。。長袖買うかな?

 で、なんとか水門に到着。ここは水位が違うため、パナマ運河みたいな構造になっている。口で説明するのが難しいので、知りたい人は「パナマ運河」というキーワードで調べてください。

 またここの水門はニジマス・鮭が産卵のため海から上がってくるのだが、水門があるため、普通じゃ上れる訳もない。しかしここには魚のための階段があり、上ることができるようになっている。でも僕から言わせると、こんなに急な階段なのに、上れるのか?と思うが、上れるって書いてあるんだから上れるんだろうなぁ。
パナマ運河みたいな舟を別の水位へ運ぶ運河

Chittende Locks
噴出されている所から産卵が終わった魚を放流する仕組みになっている。
鮭がここを登っていく

登っている鮭を横から見ることができる

 水門を見終わると、太陽が出てきた。今まで寒いと思ったけど、太陽が出ているときに歩くとちょっと汗ばむくらいの陽気だ。しかし、こんな陽気もバイクに乗ってしまえば、すぐさま寒くなる。困ったもんだ。とりあえず、マクドナルドに行って、遅いブランチ。でもあまり食欲がなかったので、ビッグマックの単品だけにする。でも注文時に「Mealにするか、Sandwichにするか?」と聞かれた。Sandwichって何だよ。って思っていたら、どうやらバーガーの単品の事らしい。味はまぁ、日本のものと同じだ。特別にすごいというわけじゃないが、食べているのが本場アメリカだということで、何か違うような気がした。

 宿に戻り、今度はAAA(全米自動車協会)の場所を聞きに観光案内所へ。ここにいたスタッフがなんと日本人。Yuki Ebiharaさんという人で、とても親切にしてもらった。ありがたや、ありがたや。で、ここでボーイングの工場見学の予約を入れてもらった。市内から出ているツアーを利用すると38ドルかかるのだが、僕はバイクを持っているので、直接工場に行くことにした。この場合、料金は10ドルだけになる。

 だが、だが、「だが」である。予約しないで直接並べばなんと5ドルだそうだ。くそ、なんか損した気分。

 色々と情報を教えていただいた後に、南京錠を買いに、色々と大きいショッピングモールをあたってみるが、全然ない。諦めかけて、宿の近くのスーパーに入ったらばっちり売っていた。灯台下暗しとはまさにこのこと。

 街を歩いていると、若い白人女性が微笑みながら、僕に向かって「その服装、まるでマイケルジャクソンみたいだわ」って声をかけた。確かに着ていたものは赤いライダースーツに肩と肘のプロテクターを入れているものだったので、「スリラー」の時のような格好になっている。知らない人に、こう気さくに声をかけられるアメリカ人、いいなぁ~と思う。

 それから案内所で教えてもらったAAA(こちらではトリプルAというそうだ)へ行き、全米の地図をもらった。地図好きの僕にとって、これじゃちょっと物足りないような気がする。後日本屋で詳細な地図を値段と相談して買おうと思っている。


現在の様子

 地図をもらった帰り、数台のライダーと対向車線ですれ違うが、そのとき、皆会釈のような形で挨拶をしてくれる。日本じゃこんな光景、あまり見たことがないが、アメリカではどうやら極普通のことなのであろう。私の知り合いが以前、Mini Cooperに乗っていたとき、Mini Cooperのドライバー同士で挨拶をするという事を聞いたが、恐らくそれに近いものなのであろう。自動車社会の中で、極少数のオートバイ。だから、共同意識みたいなものがあるのであろう。いずれにしても悪い気は全然しない。

 アメリカでのバイク事情の一面を感じながら、セイフィコ・フィールドへ行き、Area51がよく見える席を予約する。この「Area51」とはアメリカの秘密基地「Area51」とイチローの背番号をかけて作られた英語であり、イチローの守備範囲の広さを形容している。つまりArea51とはライト側の外野席のことだ。24ドルとちょっと高値だが、イチローが近くで見れるなら、買うに値すると思う。ちなみに一番安い席はセンター外野席で、7ドル。とりあえず選手はどうでもいいけど、大リーグが見たいという人にオススメなのかもしれない。ちなみに試合は7月1日(金)。


チケット売り場は休場の南側。

 チケット購入して宿に戻るともう18時。部屋で明日のボーイング工場までのルートを調べるも、詳細な地図じゃないため、役に立たず。まぁ、なんとかなるさ的考えで、ベッドに横なったらいつのまにか寝ていた。起きてみると外はまだ明るい。恐らく30分くらい経ったのだろうと時計を見ると、なんと21時。しかし、外はまだ明るい。北緯の高さを実感。で、腹があまり減ってなかったので、下のスーパーでコーラを買い、コモンルーム(雑談室のようなところ)で飲む。部屋は飲食禁止だ。そうするとルームメイトのアジア系の男性も入ってきて、雑談する。彼はキム・ジウと言い、今ニューヨークで英語を勉強している韓国人だ。ジウ氏となんだかんだで24時過ぎまで話し、就寝。韓国語で話そうとしたが、恥ずかしかったので結局英語で話した。


駐車は宿の裏側。


本日の走行距離: 62.5マイル(100.6km)
総走行距離:89マイル(143.2km)

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