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2018年1月11日木曜日

北米大陸オートバイ旅行-2005年7月8日

2005年7月8日(金)

  比較的遅く起床。9時半である。結局ReginaのYHには僕も含めて4人しか宿泊していなかったようだ。それにしてもここReginaのユースは非常に良かった。こじんまりしていて、とても家庭的なユースで、オススメだ。

 9時50分にチェックアウト。市内の中心道路であろうか、Victoria Stという所が1号線だ。宿とその通りはすごく近いので、すぐに見つけられた。

 僕のいつもの装備はTシャツ、トレーナー、ライダージャケット、そしてレインウェアと4枚着て、ジーンズとレインウェアの下を穿くのだが、高速に乗ると丁度このくらいの厚着が程よい。だが、今日は違った。初めてフル装備で暑いと思った。今までは寒さとの戦いだったのだが、今日からは恐らく暑さとの戦いになると思う。特にアメリカ南部なんかかなりの熱気らしいから。明日からはトレーナーを脱いで走るか。それでも暑かったら、レインウェアーを脱ぎ、それでも暑かったら、ジャケットのインナーを取れば良い。だが、肌を露出しての走行だけは避けたい。

 時速100kmを超えると、風が涼しく感じられるが、40度近い気温だったら、涼しくも感じられないのであろう。アリゾナ州とかテキサス州とかあの辺は恐らくそんな状態なんだろうなぁ。恐ろしや。

 ずっと直線を走っていたが、今日の道は片側1車線づつの高速で、道路の脇は今まさに拡張工事を行っている最中だった。大地が平らなだけに、土をならして、アスファルトを敷けば完成なんだろうなぁ。簡単な工程のようだが、いかんせんスケールが違うから、やっぱり大変な事には変わりないと思う。

 昼食はマック。なんだかケチャップが甘いような気がするが、大好きなフライドポテトにケチャップをたくさんつけて食べられるだけでも有難いと思わなくては。

 日もますます高く、日差しが強くなって、さすがにフル装備では暑くなってきたので、上のレインウェアだけ脱いで、走行。ジャケットにはベンチレーション機能(通気機能?)が付いているので、高速移動の時は身体の中に風が入り、非常に気持ち良い。インナーを取れば、もっと涼しいんだろうな。

途中の休憩エリアも綺麗である

ひたすら平らな道を進む

 セルフで行う給油は良いな~。好きなガソリンな匂いを嗅ぐことができるからだ。変な好みだと思う人がいるかもしれませんが、ガソリンの匂いが好きな人って結構いると思うんですが・・・・・。もしかして僕だけかな?

 17時半頃到着。到着直前にセブンイレブンの前で地図を眺めていたら、婦人が「何かお手伝いしましょうか?」と優しく声をかけてくれた。ここの場所に行きたいんだと、言うと、親切丁寧に教えてくれた。この婦人の娘さんが10年前に交換プログラムで日本へ行った事があるそうだ。

 ユースではBBQパーティーが催され、8.5ドルの参加費で、好きなだけハンバーガーなどが食べられた。「ビールも付いている」という言葉に思わず、参加を決めてしまった。

 このパーティーの準備をしていたスタッフ。結構可愛かった。まぁ、サラダも食べられたし、ビールも飲めたし、可愛いスタッフと話すこともできたし、8.5ドルは高くはないと思う。

 ちなみにスタッフ曰く、Winnipegの昨日の天気は嵐だったそうで、雷さえ鳴っていたそうだ。そういえばカナダに入ってから1週間。雨に降られたツーリングってのは 全然ないなぁ。。。おかしいなぁ、僕はオートバイに乗ると雨男になるはずなのに・・・・・。雨らしい雨はシアトルからバンクーバーへ向かうときに一部区間だけだなぁ。この調子で雨が降らずにいてくれたら良いのに・・・。

 ああ、そういえば唇のカサカサ。ビタミン剤を飲んでからというもの、だいぶ良くなった。10ドルで、これだけの効果が現れるなんてすごいぞ、ビタミンパワー。っていうかどんな食生活してるんだか、僕は。

 おお、そういえばアメリカに来てまだステーキを食べてないなぁ。米国牛、本場の味と味付けは如何なものであろうか。多少高くてもビールを片手に、いただきたいものだ。BSEが騒がれているが、そんなことは関係ない。地元産のものは地元で消費するのに限る。日本や台湾に住んでいたらBSEのことを気にするであろうが、今はアメリカ。そんなことは気にしない。

 明日はWinnipegより更に東にあるスペリオル湖に面したThunder Bayというユースに行くつもりだったが、最終目的地まで時間を気にしながら一日ずっと走っているのも大変なので、大体の目的地だけ決めて、あとは現地で宿を探すというスタイルにしようかと思う。ちなみに今考えているコースはアメリカに入るか、カナダを更に東へ進むかの2つである。


本日の走行距離: 371マイル(593km)
総走行距離:2361マイル(3777km)

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