2005年7月15日(金)
9時45分起床。だが、2度寝。結局起きたのは10時半。昨日の夜はエアコンが効きすぎていて、あまりよく寝られなかった。朝になって、寒さが無くなり、快適な睡眠がとれた。
もう宿を出たのは11時前。これはブランチの時間だ。宿から約10分くらい歩いたところにVarsityというとても有名なホットドッグのお店があると言うことなので、早速足を運ぶ。30~40メートルはあろうかという長いカウンターにお客はまばらに注文している。暇そうな店員が多々いた。
僕はチリドッグとフライドポテトとコーラを注文。4.7ドル。高くはないと思う。
この部屋には皆で一緒に食べるテーブルはなかった。
なんとこの店、HOT SPOT(ワイヤレスでネットにつなげられる場所のこと)で、ちょっとメールチェック。そうしたら、マネージャーらしき人が「どうだい?無線が使えて良いだろう?」なんて話しかけてきた。うん、確かにPCがあればとても便利だと思う。
ポテトを食べながら、メールを書いたので、キーボードに少々油がついてしまったが、かまわないさ。これが原因で故障するわけじゃないんだから。
食べ終わった頃には、店内も込み始め、多くの客で賑わっていた。ざわついている店をあとにして、進路を南にする。今日はオートバイで移動ではなく、徒歩で移動するつもりだ。
オリンピック公園でグミをもらった。なんとも怪しいカラフルで、アメリカ人が好きそうなお菓子だ。この公園で噴水ショーを見てちょっとボーっとする。そういえば、ボーっとする時間なんて、アメリカに来てからあまり体験してないなぁ。
オリンピック公園の次は州議事堂。黄金のドームが乗っている歴史がありそうな建物で、まずは入り口でセキュリティチェック。X線に荷物を通してからの入場。ここは無料だ。無料なのに議会会場が見られたり、ジョージア州の変遷が見られたりと、結構楽しめた。だが、政治に興味がない人にとっては単なるつまらないお決まりのコースとしか目に映らないであろう。
州議事堂から5分も歩かないで、コカコーラの総本山、アトランタのワールド・オブ・コカコーラへ着いた。世界中のコカコーラファンには堪らないコカコーラに関する物が展示されている。だが、殆どがアメリカ国内での広告や景品などだ。
チケットを1階で買い、エレベーターで3階まで上がる。上がると目の前にコカコーラの瓶詰めの機械が置いてあり、ガチャコン、ガチャコンと生産の様子を皆に見せていた。
2階はお楽しみ、飲み放題のブースである。ここではコーラ、ファンタ、スプライトなどお馴染みの飲料が好きなだけ飲めるのはもちろん、アメリカ国内で販売されている「Fanta Birch Beer」とか、「TaB」とかも味わえる。で、色々な味を試して、失敗。このFanta Birch Beer、ドクターペッパーとかルートビアよりもっと薬っぽい味で、飲んだ後も口の中にまだ嫌な味が残っている。口直しにコーラを飲み、やっと落ち着けた。
そのアメリカ国内で販売されているブースを過ぎると、今度は世界各国のコカコーラ社が作っている飲料の試飲コーナー。ここでもとてつもなくまずい物を飲んでしまった。どこの国のか忘れてしまったのは残念。
そして1階に降りるとお土産コーナー。コカコーラに関する色々なものが販売されているが、荷物を増やしたくない僕はひたすらウィンドウショッピング。皆が買い物カゴにバンバンお土産を入れてるのを見ても、「ここで買ったら荷物が多くなって重くなるぞ」と言い聞かせて、出口へ向かった。
出口へ向かうと、雲行きがかなり怪しく、遠くでは雷が鳴ってる。ああ、こりゃ一雨来るぞ、と思った矢先、パラパラと降ってきた。だが、パラパラくらいなら、傘をささずに歩ける程度だ。そんな中を図書館目指して歩く。図書館は聞いた話ではインターネットが使えるらしいので、雨宿りを兼ねて、メールチェックでもしようと思っていたのだ。だが、図書館に到着する前にかなりの大雨。しばらく適当な店の入り口で、雨宿りさせてもらう。
雨宿りすること約30分。一向に止む気配がないので、雨が弱まったところで、図書館まで歩く事を決めた。びしょ濡れになっても良いと覚悟したら、なんと雨は傘を差さなくても良い位に。おお、晴れ男復活か?
図書館までの道で、現地の子供たちが「傘、要らない?」と数人来たが、断った。これくらいの雨じゃ傘ささないし、傘を買ったら、これからの旅行どうするべきなのか?傘を背負ってバイクに乗れってことか?別に悩んでもいないが、彼らが去ったあと、傘を背負ってる自分を想像してみた。想像した滑稽な姿に思わずププッと笑ってしまった。
図書館ではインターネットはできず。いえ、可能ではあったが、無線LANが使えなかったということだ。公共のPCを扱うのは何だか気が引ける。スパイウェアでも入っていて、パスワード等盗まれたんじゃ堪ったもんじゃないですからね。図書館をすぐに出てMARTAという地下鉄に乗る。N1(Peachtree Center)駅からN3(North Avenue)駅までのたった2駅だけだ。料金は結構高く1.75ドルもした。遠くに乗るのであれば、この料金はお手頃だが、2駅だけ。東京メトロ(旧営団地下鉄)の新宿から新宿三丁目を通って新宿御苑まで160円で乗るような感じなのかもしれない。
結局晩飯は今日の午前中に食べたVarsityというホットドッグ屋。ここで同じくフライドポテトを食べて、ホットドッグを頬張る。うまい。お気に入りになりそう。さらにインターネットも使える。ネットカフェに来たと思えば、ここの5ドル弱、安いと思う。結局ここで1時間以上もネットサーフィンさせてもらった。ちなみに今回はソフトドリンクをMサイズからSサイズに変更。14セントしか違わないが、Mサイズは飲めそうになかったので、正解だったのかもしれない。
その後薄暗い道を携帯電話を片手にさっさと早歩きで宿へ向かう。途中で「ねえ、50セント持ってない?」って怪しい現地の人に声をかけられたが、「No、No」で答えて足早にその場を去った。おお、恐ろしや、恐ろしや。
なんたる偶然。以前シアトルで出会った韓国人キム・ジウ氏(6月28日の日記参照)に再びこのアトランタの宿で会ったではないか!確かに彼もユースを回っているので、会う確立はゼロではないが、かなり低いものであろう。もしかしたらアトランタに立ち寄らなかったかもしれないんだし。
そんな彼と色々と歴史の話をしたが、彼は韓国人に珍しく、反日感情がなく、歴史問題は国家間で話し合えば良い事で、個人個人との付き合いは、歴史問題を抜きに考えたいとの事。それに第二次大戦について、今まであまり深く考えたことがなく、アメリカの博物館で、学んだ物も多かったと話していた。
彼と話しているとテーブルの向こうに地図と格闘している女性がいた。どうやら彼女もオートバイでアメリカを旅行しているようで、サウスカロライナ辺りのルートを決めているとの事。彼女はカワサキの500ccのバイクに乗っており、かなり長期で旅行しているみたいだった。向こうはアメリカ人、滞在日数のことなど考えなくて良いのだから、気楽でいいなぁ。いざとなったらアルバイトもできるし。
明日はサバンナ(Savannah)という所へ行こうと思う。高速なら4時間くらいで着くのだが、時間的に余裕があるので田舎道を選んで走ろうと思っている。
もう宿を出たのは11時前。これはブランチの時間だ。宿から約10分くらい歩いたところにVarsityというとても有名なホットドッグのお店があると言うことなので、早速足を運ぶ。30~40メートルはあろうかという長いカウンターにお客はまばらに注文している。暇そうな店員が多々いた。
僕はチリドッグとフライドポテトとコーラを注文。4.7ドル。高くはないと思う。
これで4.7ドル
店内はこんな感じ
この部屋には皆で一緒に食べるテーブルはなかった。
なんとこの店、HOT SPOT(ワイヤレスでネットにつなげられる場所のこと)で、ちょっとメールチェック。そうしたら、マネージャーらしき人が「どうだい?無線が使えて良いだろう?」なんて話しかけてきた。うん、確かにPCがあればとても便利だと思う。
ポテトを食べながら、メールを書いたので、キーボードに少々油がついてしまったが、かまわないさ。これが原因で故障するわけじゃないんだから。
食べ終わった頃には、店内も込み始め、多くの客で賑わっていた。ざわついている店をあとにして、進路を南にする。今日はオートバイで移動ではなく、徒歩で移動するつもりだ。
オリンピック公園でグミをもらった。なんとも怪しいカラフルで、アメリカ人が好きそうなお菓子だ。この公園で噴水ショーを見てちょっとボーっとする。そういえば、ボーっとする時間なんて、アメリカに来てからあまり体験してないなぁ。
コカ・コーラ本社ビル
あらゆるところにコカ・コーラの看板
公園の噴水
オリンピック公園の次は州議事堂。黄金のドームが乗っている歴史がありそうな建物で、まずは入り口でセキュリティチェック。X線に荷物を通してからの入場。ここは無料だ。無料なのに議会会場が見られたり、ジョージア州の変遷が見られたりと、結構楽しめた。だが、政治に興味がない人にとっては単なるつまらないお決まりのコースとしか目に映らないであろう。
黄金のドーム。
アトランタさんの金箔だそうだ。
中はこんな感じ。
州議事堂から5分も歩かないで、コカコーラの総本山、アトランタのワールド・オブ・コカコーラへ着いた。世界中のコカコーラファンには堪らないコカコーラに関する物が展示されている。だが、殆どがアメリカ国内での広告や景品などだ。
チケットを1階で買い、エレベーターで3階まで上がる。上がると目の前にコカコーラの瓶詰めの機械が置いてあり、ガチャコン、ガチャコンと生産の様子を皆に見せていた。
2階はお楽しみ、飲み放題のブースである。ここではコーラ、ファンタ、スプライトなどお馴染みの飲料が好きなだけ飲めるのはもちろん、アメリカ国内で販売されている「Fanta Birch Beer」とか、「TaB」とかも味わえる。で、色々な味を試して、失敗。このFanta Birch Beer、ドクターペッパーとかルートビアよりもっと薬っぽい味で、飲んだ後も口の中にまだ嫌な味が残っている。口直しにコーラを飲み、やっと落ち着けた。
こんな感じで飲料が出てくる。
そのアメリカ国内で販売されているブースを過ぎると、今度は世界各国のコカコーラ社が作っている飲料の試飲コーナー。ここでもとてつもなくまずい物を飲んでしまった。どこの国のか忘れてしまったのは残念。
そして1階に降りるとお土産コーナー。コカコーラに関する色々なものが販売されているが、荷物を増やしたくない僕はひたすらウィンドウショッピング。皆が買い物カゴにバンバンお土産を入れてるのを見ても、「ここで買ったら荷物が多くなって重くなるぞ」と言い聞かせて、出口へ向かった。
展示してあったバイク。
出口へ向かうと、雲行きがかなり怪しく、遠くでは雷が鳴ってる。ああ、こりゃ一雨来るぞ、と思った矢先、パラパラと降ってきた。だが、パラパラくらいなら、傘をささずに歩ける程度だ。そんな中を図書館目指して歩く。図書館は聞いた話ではインターネットが使えるらしいので、雨宿りを兼ねて、メールチェックでもしようと思っていたのだ。だが、図書館に到着する前にかなりの大雨。しばらく適当な店の入り口で、雨宿りさせてもらう。
雨宿りすること約30分。一向に止む気配がないので、雨が弱まったところで、図書館まで歩く事を決めた。びしょ濡れになっても良いと覚悟したら、なんと雨は傘を差さなくても良い位に。おお、晴れ男復活か?
図書館までの道で、現地の子供たちが「傘、要らない?」と数人来たが、断った。これくらいの雨じゃ傘ささないし、傘を買ったら、これからの旅行どうするべきなのか?傘を背負ってバイクに乗れってことか?別に悩んでもいないが、彼らが去ったあと、傘を背負ってる自分を想像してみた。想像した滑稽な姿に思わずププッと笑ってしまった。
図書館ではインターネットはできず。いえ、可能ではあったが、無線LANが使えなかったということだ。公共のPCを扱うのは何だか気が引ける。スパイウェアでも入っていて、パスワード等盗まれたんじゃ堪ったもんじゃないですからね。図書館をすぐに出てMARTAという地下鉄に乗る。N1(Peachtree Center)駅からN3(North Avenue)駅までのたった2駅だけだ。料金は結構高く1.75ドルもした。遠くに乗るのであれば、この料金はお手頃だが、2駅だけ。東京メトロ(旧営団地下鉄)の新宿から新宿三丁目を通って新宿御苑まで160円で乗るような感じなのかもしれない。
結局晩飯は今日の午前中に食べたVarsityというホットドッグ屋。ここで同じくフライドポテトを食べて、ホットドッグを頬張る。うまい。お気に入りになりそう。さらにインターネットも使える。ネットカフェに来たと思えば、ここの5ドル弱、安いと思う。結局ここで1時間以上もネットサーフィンさせてもらった。ちなみに今回はソフトドリンクをMサイズからSサイズに変更。14セントしか違わないが、Mサイズは飲めそうになかったので、正解だったのかもしれない。
その後薄暗い道を携帯電話を片手にさっさと早歩きで宿へ向かう。途中で「ねえ、50セント持ってない?」って怪しい現地の人に声をかけられたが、「No、No」で答えて足早にその場を去った。おお、恐ろしや、恐ろしや。
なんたる偶然。以前シアトルで出会った韓国人キム・ジウ氏(6月28日の日記参照)に再びこのアトランタの宿で会ったではないか!確かに彼もユースを回っているので、会う確立はゼロではないが、かなり低いものであろう。もしかしたらアトランタに立ち寄らなかったかもしれないんだし。
そんな彼と色々と歴史の話をしたが、彼は韓国人に珍しく、反日感情がなく、歴史問題は国家間で話し合えば良い事で、個人個人との付き合いは、歴史問題を抜きに考えたいとの事。それに第二次大戦について、今まであまり深く考えたことがなく、アメリカの博物館で、学んだ物も多かったと話していた。
彼と話しているとテーブルの向こうに地図と格闘している女性がいた。どうやら彼女もオートバイでアメリカを旅行しているようで、サウスカロライナ辺りのルートを決めているとの事。彼女はカワサキの500ccのバイクに乗っており、かなり長期で旅行しているみたいだった。向こうはアメリカ人、滞在日数のことなど考えなくて良いのだから、気楽でいいなぁ。いざとなったらアルバイトもできるし。
明日はサバンナ(Savannah)という所へ行こうと思う。高速なら4時間くらいで着くのだが、時間的に余裕があるので田舎道を選んで走ろうと思っている。
本日の走行距離: 0マイル(0km)
総走行距離:4301マイル(6881km)
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